口内を殺菌するように

なぜ唾液の量が多いと虫歯が少ないのかまとめ

雑菌を分解しよう

唾液には、歯を再石灰化させる能力があります。
再石灰化とは歯を自分で治すことで、初期の虫歯ぐらいだったら自然と治っていきます。
さらに口内に溜まっている雑菌を分解できる能力もあり、虫歯を防げるという仕組みです。
雑菌は呼吸や食事をした時に口内に侵入し、溜まっていくので定期的に殺菌しなければいけません。
そのため唾液は、口内の衛生環境を維持するために欠かせない存在と言えますね。

唾液が少ないと虫歯のリスクが増えるだけでなく歯周病を発症したり、口臭がひどくなったり、舌の上にある味蕾という組織が破壊され、味がわからなくなってしまうリスクがあります。
もし病気を発症したという自覚があれば、すぐ歯医者に行ってください。
症状に早く気づいて治療を始めれば、短期間で完治できます。
まだ歯医者に行かなくても良いと思わずに、早期治療が大切だと思ってください。

次に、具体的な対策を調べていきましょう。
咀嚼回数を増やすことで、唾液の分泌を促せます。
数回噛むだけですぐ飲み込んでいる人は、咀嚼回数がかなり少ないので増やしてください。
一口、30回は噛むように心がけましょう。
また口呼吸が多い人も口内が乾燥し、唾液の分泌量が減ってしまいます。
そのため、できるだけ鼻呼吸をして生活を送りましょう。
鼻が詰まっていて呼吸ができない時は耳鼻科に行き、きちんと治療することをおすすめします。
そしてこまめに水分補給をして、口内を潤すことも欠かせません。

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