唾液が少ないことのリスク

口内炎や歯周病
口内を洗浄できないと粘膜に汚れやバイ菌が溜まり、口内炎の原因になります。
さらに歯茎に雑菌が溜まると、歯周病になるので気を付けてください。
口内炎になると痛みを感じ、食事をスムーズに進められなくなってしまいます。
日常生活に悪影響を及ぼすので、気づいたら早めに治療してください。
そして歯周病になったら、最悪の場合は歯を失ってしまいます。
このまま口内の汚い状態を放置するとどんどん悪化するので、たくさん唾液を出せるような努力を始めてください。
また少しでも歯周病のような症状が見られたら歯医者に行き、治療を受けましょう。
症状が見られてからすぐに治療を始めれば、悪化させずに完治できます。
これは虫歯など、他の病気でも同じですね。
味蕾を守るために
口臭がひどくなってきたと思ったら、唾液が少ないことを疑ってください。
その原因は、雑菌が腐敗していることかもしれません。
通常は唾液によって分解できている雑菌がいつまでも口内に残ると、次第に腐っていきます。
その時に悪臭を放つと、覚えておきましょう。
口臭がひどいと、周囲と円滑なコミュニケーションを取れなくなってしまいます。
さらに、味覚がわからなくなることがあるので注意してください。
人間は舌の上にある、味蕾という組織で味を判別しています。
しかし口内で雑菌が溜まると味蕾を破壊し、機能しなくなります。
どのような味なのかわからないと、食事が楽しくありません。
ですから味蕾が壊されないように、口内の清潔な状態を維持しましょう。